10月生まれの赤ちゃんを保育園にいつ入園させるのか、迷いますよね。
1歳近くで入園するのがちょうど良いですが、 10月生まれは0歳児クラスに入れると4~6カ月での入園になり、1歳児クラスに入れると1歳4か月~6カ月での入園になります。
私は長男11月末生まれは1歳児入園(入園時は1歳4カ月)、次男は10月末生まれは0歳児入園(入園時、生後5か月)にしました。
私の体験談から0歳児入園のメリットデメリットをお話します。
10月生まれで0歳児入園をして大変だったこと(デメリット)
まずは0歳児入園をして大変だったことは以下、4点あります。
- 夜間授乳が夜間2~3回あり、毎日寝不足の状態で仕事に行くのが辛かった
- 子供の病気で月平均3日間は会社を休まなければならなかった
- 帰ってから寝るまでのスケジュールは座る暇がないほどハードだった
- 離乳食のアレルギーテストが大変だった
一つ一つ説明していきます。
①夜間授乳が夜間2~3回あり、毎日寝不足の状態で仕事に行くのが辛かった
ミルクに切り替えることも検討しましたが、スキンシップのために保育園以外では母乳をあげていました。
1歳の頃には母乳が出なくなっていき断乳はすんなり終わりましたが、
断乳まで夜間授乳が必要だったので平均2回~3回、多いときは4,5回、夜間に起きて授乳していました。
夜間に何度も起きるので、当然、日中は眠いです。
昼休み明けはウトウトしてしまうことも多かったです。
②子供の病気で月平均3日間は会社を休まなければならなかった
0歳児は免疫力が弱いので、熱を出すとだいたい3日は下がりませんでした。
熱以外にも下痢や嘔吐など、月に平均3日はお休みしていました。
ポイント
有休があってもあっても足りないので、パパや祖父母に看てもらったり、
病児保育を利用したりする必要があります。
復帰前に子供が病気になった時に頼れる人、サービスを調整しておきましょう。
ちなみに私が利用していた訪問型病児保育は「フローレンス」です。
③帰ってから寝るまでのスケジュールは座る暇がないほどハードだった
帰ってから寝るまでに、以下をこなす必要があります。
- 授乳
- 食事を準備(大人分、兄弟分、離乳食)
- 食べる、食べさせる
- 片付け
- お風呂に入れる
- 寝る準備
- 寝かしつけ
私はワンオペだったので座る暇がほとんどなく毎日がハードモードでした。
④離乳食の食材テストが大変だった
保育園によって方針は異なりますが、私の子供が通う保育園では初めての食材は家で3回食べさせてからでないと、保育園の離乳食として提供できないという方針でした。
そのため、毎週、給食(離乳食)の献立(食材リスト)を受け取り、3回食べてないものには×印を記入すること。→除去食が提供される
除去食にしないためには食材の登場までに3回家で食べさせること、がルールでした。
保育園はバランスの良い給食が提供されるので季節ごとに食材が変わります。
毎日、何かしら新しい食材を家で与えてみなければならない状況でした。
怒涛の忙しさの中、新しい食材の離乳食を作るのはなかなか大変です。
ベビーフードを利用して離乳食に頑張りすぎないこと。
アレルギーテストはしっかり行わないとアナフラキシーショックを起こして危険なので、面倒でも1匙から始めましょう
0歳児入園で良かったこと(メリット)
大変なことが多かったですが、ここから良かったことを紹介します。
- たくさんの人(保育士さん)に愛される
- 保育園で色々なおもちゃや体験をさせてもらえる
- 一日中一緒にいないからこそ、一緒にいる時間を大切にできる
- 悩みを保育士さんに相談できる、的確なアドバイスがもらえる
- 仕事復帰をすることでブランクを短くし、キャリアを積める
① たくさんの人(保育士さん)に愛される
家で看ていると、ママ・パパのみとの接触になりますが、
保育園ではたくさんの保育士さんに抱っこされたり名前を呼ばれたりします。
子供にもお気に入りの保育士さんができたり、
たくさんの愛を貰えるのは子供の成長に良い影響を与えるはずです。
特に低月齢だと保育士さんが特別に可愛がってくれている印象でした。
連絡帳からも保育士さんの愛情がたっぷり注がれていることがわかりました
② 保育園で色々なおもちゃや体験をさせてもらえる
夏には水遊び、裸足で砂場、手形や足形のスタンプなど、
色々なプログラムがあり、たくさんの体験をさせてくれます。
また、月齢に合わせたたくさんのおもちゃがあるのでたくさんの刺激をもらえます。
③一日中一緒にいないからこそ、一緒にいる時間を大切にできる
子供と一緒にいると自分のペースでは何もできないので、
ストレスが溜まりますよね。
1日中一緒にいるとついついイライラしてしまうことも、
離れる時間があるからこそ、一緒にいる時間を大事にできます。
④悩みを保育士さんに相談できる、的確なアドバイスがもらえる
育児には悩みがつきものですが、毎日の送り迎えで保育士さんと顔を合わせるので、
ちょっとした相談ができます。
人に聞いてもらうだけでも心が軽くなることがありますが、
色々な子供を看てきた保育士さんならではの的確なアドバイスがもらえたりします。
⑤仕事復帰をすることでブランクを短くし、キャリアを積める
休職期間を短くすることで、キャリアへの影響が小さくなります。
1年以上休んでしまうとちょっと浦島太郎気分を味わうことになりますが、
10月生まれで4月入園をすれば休職期間は7カ月ほどです。
基本的には勤続年数が長い方が昇進には有利なので休職期間を短くすることはキャリアを積むにあたり有効です。
我が家が0歳児入園(早めの仕事復帰)をした理由
私としても0歳児クラス入園か1歳児クラス入園かは大変迷いました。
0歳児クラス入園を決めた理由は何だったのか、お話します。
産後5か月で復帰した理由としては以下4つでした。
- 長男と同じ保育園に通わせたいので保活に有利な0歳児入園にした
- 仕事で大きな案件があり、人が必要な状況だった
- マイホームを購入してローンを返済する必要があった
- 1回目の育児休暇を長いと感じたから
一つ一つ説明していきたいと思います。
長男と同じ保育園に通わせたいので保活に有利な0歳児入園にした
長男は第一希望の保育園に運よく入園することができました。
その保育園を気に入っており、次男も同じ保育園に通わせたいと思っていました。
また、別の保育園に入園したとすると2つの保育園に子供を送り届けてから出社することになるため、
通勤時間の増加や手間が発生します。
0歳児入園は1歳児入園よりも入園しやすい(保活に有利)です。
なぜなら、認可保育園の入園条件は生後二か月以上である必要があり2,3月生まれは0歳児入園はできません。
また、生後6カ月未満の子供を入園させる方は少ないため、入園希望者が少ないのです。
逆に1歳児入園は0歳児で入園できなかった人を含めて
ほとんどの方が入園を希望するので倍率が高くなります。
その保育園の募集人数にもよりますが、0歳児入園の方が入りやすい場合が多いです。
仕事で大きな案件があり、人が必要な状況だった
仕事は10年に1度の繁忙期で、人手不足であることがわかっていました。
また、繁忙期はその1年のみだったのでもう1年育児休暇を延長して復帰しても
逆に仕事がない状態に陥る可能性が高かったのです。
ワーママは残業が出来ないのでその他の人に仕事が偏り、不満を持つ方もいると思います。
望まれているうちに復帰して会社に貢献したかったことも理由の1つです。
実際、「よくこの忙しいタイミングに帰ってきてくれたね!」と色々な人から感謝の声を掛けられました。
マイホームを購入してローンを返済する必要があった
マイホームを購入し、多額の住宅ローンを組んでいました。
育児休暇は生後1年間は手当が出ますが、その後は無給になります。
無給期間も税金の支払いは発生するため、無給期間は貯金を切り崩す必要がありました。
金銭面を考えると早期復帰が望ましく、夫は0歳児入園を希望していました。
1回目の育児休暇を長いと感じたから
長男は11月末生まれだったので、1歳児入園にしました。
保育園は1歳4か月での入園になります。
長男はかなり活発だったので、歩けるようになった1歳から午前、午後のお散歩は必須。
子供と過ごす育児休暇が私にとっては仕事をする以上にハードで、
大変過ぎて早く仕事復帰したいと思っていました。
子供とずっと一緒にいる、そんな生活が私には向いていかなかった(笑)
もともと子供の相手は得意ではなかったですし、
平日はワンオペだったので四六時中、子供と一緒であることが辛いと感じていました。
自分のペースで仕事に向かう方が性にあっていたのです。
10月生まれの保活スケジュール
10月生まれで0歳児4月入園(生後5か月入園)する場合、どのように保活を進めれば良いでしょうか?
妊娠の経過と保活でやるべきことのスケジュールを表にしました。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | |
妊娠の経過 | 妊娠判明 | つわり | つわり | 安定期に入る | 妊娠後期 | 産休 | 出産 出生証明書の提出 | 1ヵ月健診 | ||||||||
保活でやること | 保育園にいつ入園させるのか話し合う | 昨年度の募集要項を確認する | 通えそうな保育園をピックアップ | 各保育園の見学 | 認証保育園もチェックする | 認証保育園の見学 | 今年度の募集要項を熟読、記載 | 保育園の入園申請書類の提出 | 審査結果通知を受け取る | 入園準備 | 入園式 |
妊娠したらすぐに保育園にいつ入園させるのか話し合う
妊娠おめでとうございます!
保育園の激戦区では基本的に年度途中での入園はできません。
10月生まれの場合、0歳児5か月での入園か、1歳児1歳5か月での入園になります。
家族でいつの入園を目指すのか、よく話し合っておきましょう。
0歳児入園では妊娠中に下準備を終えておく必要があるので忙しくなります。
安定期に入ったら昨年度の募集要項を確認しよう
つわりが収まり次第、入園に向けて下準備を進めていきましょう。
まずは昨年度の保育園の募集要項を確認します。
ポイントの計算の方法や必要書類はおおむね変わらない場合が多いです。
こんなところを確認してください。
- 入園申請に必要な書類
- 自分のポイントがいくつになるのか(満額ポイントになるか、加点されるか)
- 兄弟がいると加点されるか
- 保育料の金額
認可保育園は世帯収入によって保育料が変わります。
世帯収入が多い場合、市の補助金を入れると認証保育園の方が安く済む場合もあるためよく確認しましょう。
兄弟がいると加点される場合、自分が第一子、ライバルが第二子・第三子だとポイントで負けてしまいます。
加点される条件はないか、ポイントで自分が不利になる場合は認証保育園も早めにチェックしてください。
安定期のうちに通えそうな保育園をピックアップして各保育園の見学をしよう
自宅周辺の「通える範囲の保育園」をピックアップしましょう。
ただし、保育園は大雨の日や雪の日でも通います。
毎日6年間通えるか、という点でよく考えて下さい。
イヤイヤ期は1動作1動作にものすごく時間を取られます。
家を出る時間が20分遅れることもあることを考慮してください。
保育園の見学は保育園が夏休み(7月下旬~8月末)になる前までにしておくとベストです。
入園申請する保育園は必ず見学してこんな点をチェックしてください。
- 保育園の雰囲気(園児の作品が飾ってあるか、清潔さ)
- 保育士さんの様子、子供への対応
- 幼児組の活動の様子(自由に遊ぶor幼稚園並みの教育があるか)
- 園庭の広さや遊具(走り回れるか、1日どのくらい園庭で遊ぶか)
保育園では午前中に見学枠をとっていることが多く、見学のハシゴはあまりできません。
夏休みは活動内容が違ったり、普段と異なる場合があるので夏休み前に見学を終わらせておくと◎
認証保育園もチェックして見学しておきましょう
認可保育園に落ちる可能性も考えて、認証保育園も2つはチェックしておきましょう。
併願できる認証保育園や先着順で入園申請を受け付けている保育園もあります。
認証保育園は園庭が小さいorない場合が多いので、近くの公園で遊ばせているところが多いです。
公園の環境や公園までの経路も確認しておきたいですね。
認証保育園は園によってかなり雰囲気が異なるので必ず見学してください
今年度の募集要項と申請書は早めに目を通しましょう
今年度の募集要項が発表されたら早めに入手して昨年度と変更がないかどうか確認しましょう。
出産前に必要書類を揃えておくと安心です。
締め切りに余裕をもって入園申請書を提出しましょう
出産直後で非常に慌ただしいですが、締め切りには余裕をもって入園申請書を提出しましょう。
直接、市役所に提出すると書類の不備を確認してもらえるはずです。
【10月生まれの保活】0歳児入園のメリットとデメリット:まとめ
秋生まれの子供を0歳児クラス入園させた場合のメリット、デメリットと、我が家が0歳児入園を選んだ理由をお話しました。
0歳児入園は家では相当ハードスケジュールになりますが、仕事に育児にとても充実した毎日を送れます。
入園してからはハードモードになりますので、事前準備をしっかりおこなりましょう!
- 入園前に家族とよく話し合うこと
- 使えるサービスには事前に申し込んでおきましょう