こんにちは、のじです。
学童に行っている子供から「学童を辞めたい」と言われたらどうしますか?
学童を辞めさせてあげたいけど、「学童に行ってくれないと困る」
「一人での留守番には不安」というご家庭が多いのではないでしょうか。
私は長男が小学1年生の12月に学童を辞めることを決心しました。
この記事を読むことで子供に学童を辞めたいと言われた時の動き方をがわかります。
大切なのは子供の話に耳を傾けてSOSを見逃さないことだと思います。
学童を辞めるにあたりどのように動いたのかお話します。
どうして学童をやめたいのか
まず、子供に学童をやめたい理由を聞きます。
愚痴を言いたいだけなのか、我慢の限界なのか、しっかり子供の話に耳を傾けましょう。
愚痴である場合
愚痴であれば、話すだけで少しすっきりするはずです。
たっぷり聞いてあげたあとで
「そういうときはこうすればいいんじゃない?」というアドバイスしてあげると良いかもしれません。
例えば、
- 怖い先生がいる→なるべくその先生から離れているようにする
- 怒られるのが怖い→怒られないためにはどうすればいいか考えよう
- 時間ごとにやることが決まっていて好きな遊びができない→家に帰ってきたら好きな遊びをしていいよ
大人でも話を聞いてもらうだけで楽になるときがありますよね
我慢の限界である場合
根本的な解決に向けて対策する必要があります。
学童に改善してほしいと申し入れることもできますが、
学童は子供10人に対して指導員1人の割合でしか配置されません。
到底、一人一人に細やかな対応は望めないと思います。
組織や他人を変えるには相当な労力と時間が必要です。
早期解決を目指すなら学童にいく回数を減らしたり他の居場所を作ってあげたいですね。
学童にいる時間を減らす
すぐに学童を辞めることが難しい場合は学童にいる時間を減らすことから始めましょう。
学童にいる時間を減らすだけでも子供が落ち着く場合もあります。
お留守番の見守りにはネットワークカメラが最適だよという話はこちら。
平日の習い事の送迎が難しい場合にはファミリーサポートの利用を検討してください
学童をやめて放課後こども教室を利用する
学童をすっぱり辞める場合の選択肢は以下が考えられますが、
それぞれメリット、デメリットがありますよね。
私が住んでいる自治体では放課後こども教室が運営されていたので、
学童をやめて放課後こども教室を利用することにしました。
学童と放課後こども教室の違い
自治体により運営状況が異なりますのであくまで参考にご覧ください。
学童は保護者が保育できないことを入所条件としているのに対し、
放課後こども教室は誰でも参加可能です。
ただし、放課後こども教室は開所時間が短く、お休みが多いので切り替えには注意が必要です。
学童 | 放課後こども教室 | |
入退館管理 | 出席・欠席の連絡が必要 | 参加するときのみカードを持参 |
費用 | 育成費5000円+間食費1500円 | なし |
開所時間 | ~19時 | 夏季:17時30分 冬季:16時30分 |
長期休暇時の開所 | 8時30分~ | 9時~ |
長期休暇時の休み | 年末年始 | 年末年始、お盆、年度初 |
学童を辞めると決めたら
学童をやめる場合、前月の末日までに手続きをしなければならないことが多いようです。
辞めることを決めたら早めに退会届を出しましょう。
退会日までは費用を払う必要があります。
私が学童を辞めると決めた理由
12月の半ば、長男が帰ってくると「学童を辞めたい」と泣いて訴えました。
しかも、3日連続でです。
実はこれまでも「学童をやめたい」とはたびたび言っていたのですが、
帰宅時間を早めるなどの対応で落ち着いていました。
長男が学童を辞めたい理由は要約すると以下の通りでした。
- 指導員(先生)が怖い
- 毎日怒られる
- 時間ごとにやることが決まっていて好きな遊びができない
- 宿題の時間に一人別席にさせられる
確かに、怖い女性の指導員がいることは保護者にも有名で、
指導する言葉が乱暴だったり、大声で注意することは知っていました。
長男もやんちゃなので多少怒られても指導のうちだと思っていましたが、
3日連続で”辞めたい”と泣く長男を見て我慢の限界が来たのだと感じました。
その時、放課後こども教室の存在を思い出し、仕事の都合をつけて申込みに行きました。
切り替えにあたり留守番時間が増える対策も考え、学童に退所届けを提出しました。
学童を辞めてよかったこと
誰でも嫌な環境に身を置くことは辛いですよね。
場合によってはトラウマや精神を害することになってしまうかもしれません。
長男は学童を辞めて、朝から「行きたくない」とぐずることも、
帰ってきてから泣くこともなくなりました。
あの時、適当な対応をしなくて本当に良かったと感じています。
学童は行かなくてはならない場所ではありません。
しっかり家族で話し合いましょう。